2013年02月18日

花粉に伴うアレルギー鼻炎、鼻づまりの場合には、プソイドエフェドリンを有効成分とするOTC薬がおすすめ



花粉症に伴うアレルギー症状に対するOTC薬(一般用医薬品)として、早めの段階での飲み薬として、第二世代の抗ヒスタミン成分を含むものを考えてきました。最近の製品では、医療用からのスイッチOTC薬であるコンタック鼻炎Z(グラクソ・スミスクライン)、アレグラ(久光製薬)、アレジオン10(エスエス製薬)といったものがあります。

アレルギー性鼻炎の主症状である、くしゃみ、鼻水、鼻づまりに関して、くしゃみと鼻水はヒスタミンの影響が大きいので、抗ヒスタミン薬の効き目が出やすいですが、鼻づまりに対してはそれほど効果が強くないと言われています。

そこで、この鼻づまりを改善したい場合には、プソイドエフェドリンを含むOTC薬が候補になります。有効成分であるプソイドエフェドリンは、血管収縮作用により、鼻づまりを改善します。

このプソイドエフェドリンを含むOTC薬(一般用医薬品)は数多くあります。しかしながら、これまで国内では医療用で使われていませんでした。

ところが、昨年2012年12月25日に「ディレグラ配合錠」というものが承認されました。(プレスリリースはこちら
そして、2月22日付けで薬価が収載されることになりますので、もうすぐ販売されることになります。このディレグラ、実はアレグラの有効成分にプソイドエフェドリンを加えたものなのです。医療用医薬品なので医療機関の受診が当面は必要ですが、アレグラもすでにOTC薬になっていますし、海外では先行してOTC薬になっていることを考えると、将来的にはスイッチOTC薬として登場すると思います。

最後に代表的な製品です。ただし、いずれもプソイドエフェドリン以外のアレルギー性鼻炎に効果を示す成分を含んでいます。なお、第2類(又は指定第2類)医薬品に該当します。妊婦や高齢者の方が服用しようとする場合には、医師などに相談することとなっています。

○アルガード鼻炎ソフトカプセルEX(参天製薬)
プソイドエフェドリン60mg(成人1日量)、15歳から服用可。1日3回。

○エージー鼻炎カプレット(第一三共ヘルスケア)
プソイドエフェドリン180mg(成人1日量)、7歳から服用可。1日3回。

○エスタック鼻炎カプセル12(エスエス製薬)
プソイドエフェドリン120mg(成人1日量)、7歳から服用可。1日2回。

○アネトンアルメディ鼻炎錠(ジョンソン・エンド・ジョンソン)
プソイドエフェドリン180mg(成人1日量)、11歳から服用可。1日3回。

○カイゲン鼻炎カプセル12(カイゲン)
プソイドエフェドリン70mg(成人1日量)、15歳から服用可。1日2回。

○コンタック600プラス(佐藤製薬、グラクソ・スミスクライン)
プソイドエフェドリン120mg(成人1日量)、15歳から服用可。1日2回。
小児用の場合、成分量は半分で、7歳から服用可。

○パブロン鼻炎カプセルS(大正製薬)
プソイドエフェドリン60mg(成人1日量)、15歳から服用可。1日2回。
小児用の場合、成分量は半分で、7歳から服用可。

○プレコール持続性鼻炎カプセルLX(第一三共ヘルスケア)
プソイドエフェドリン120mg(成人1日量)、7歳から服用可。1日2回。

○ロートアルガード鼻炎ソフトカプセルEX(ロート製薬)
プソイドエフェドリン75mg(成人1日量)、15歳から服用可。1日3回。
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